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ウォッカ

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COLUMN-コラム
「ウォッカをうっかり飲みすぎる・・・」
ロシアは寒い・・・

鬼のように寒い。

下手なところで寝たら100%死ぬな・・・と思うぐらい寒い。

冬眠したいぐらい寒い。

そんな寒くて固まりそうなときに、身体に火をつけてくれるもの。
それがウォッカだ。


ウォッカはロシア、ポーランドを起源としたお酒。
無色透明で無臭。アルコール度数は40%以上というとても強いお酒。
その癖が少なく強烈な酒を感じられる味は、
世界中の人を魅了して止まない。
カクテルにも多く使われている。

原料はトウモロコシ、大麦、小麦、穀物、ライ麦などが主原料。
これら原料から作ったアルコールを蒸留し、活性炭でろ過したもの。
ろ過は繰り返し行われ、何回も行われることによって純度が高まり、
上質のウォッカが造られていく。

ロシアやポーランドなど東欧ではもちろんのこと、
世界中の人々に愛されているお酒だ。


そんなウォッカの歴史を見てみよう。
14世紀、ウォッカの元となる強いお酒が、ロシアにもたらされる。
イタリアのジェノバ商人が持ち込んだのだ。
だが、モスクワ大公ワシリー2世に薬として献上されたウォッカは、
逆に有害なものとして持ち込みを禁止された。
しかし、その後イタリアに渡ったロシア施設が、
ウォッカ蒸留装置をロシアに持ち帰り、ライ麦を原料としたウォッカを
製造し始めたのだ。
その後、ウォッカはモスクワ公国の専売制となり、国の庇護のもと、
一気にロシア国内に広まった。
16世紀になると、ウォッカが国外、バルト三国に輸出され始める。
19世紀には、白樺の活性炭を用いたろ過方法が開発される。
20世紀になると、世界に亡命したロシア人が世界にウォッカを広めた。
この過程で、ウォッカは国の専売制になるなど、強大な国の力を受けている。
ウォッカによる酒税が、ロシア・ソビエトの経済を支えてきたともいえる。


続いて、ウォッカの語源を見てみよう。
ウォッカの語源は、ロシア語の水(Voda ワダと読む)を語源としている。
Vodaは「生命の水」の意味。
一方でポーランド語源の、ヴォーダに由来するという説もある。


さて、ウォッカの飲み方は、基本的にストレートが美味しい。
但し、一気にたくさん飲むと冗談ではなく逝ってしまうので、
小さなグラス一杯程度をごくっと飲む。
その強いお酒の喉越しを楽しむのだ。
焼けるような感覚が病みつきになってくると、一人前だ。
ウォッカを一杯飲んだら、水を飲んだり、ロシア料理を食べたりして、
中和しよう。


最後に代表的なウォッカをあげておこう。
・ストリチナヤ
ロシアの代表的なウォッカ。
アルコール度数は40。
ストレートな味で、ロシアで最もポピュラー。
「首都」という意味。
ストリチナヤを使った代表的なカクテルは、ソルティドック。

・スミノフ
アメリカでウォッカといえばこれ。
ピエールスミノフが作ったのでこう呼ばれる。
多くのカクテルに用いられている。
世界売上、NO1。
スミノフを使った代表的なカクテルは、モスコミュール。



ウォッカは、そもそも薬とし献上されたこともあり、
今でも薬として使われることもある。
ロシアの人々は風邪や体調の悪いときに消毒として飲むし、
卒中患者には、医療用に処方されることもあるらしい。
そもそもアルコールに限りなく近いので、
当然といえば当然だが・・・。



こんなせわしい日本の普段の日々。
気合が入らないときは、ウォッカをグビッと飲んで、
心に火をつけてみよう!

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Wrote by : Ryuji Takasugi     email:worldeat@spskill.com